自己研鑽

人生はアドベンチャー

 人生は長いようで短い。だから常に前をむいて勝負すべきだ。チャレンジした後の失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。何があっても失敗はない。何故ならば次は違う方法を選べるわけだから、それは失敗ではない。ただ、失敗を繰り返すことを努力だと思ったら、それは大間違いである。好きだからやる、と理解し日々の積み重ねを行うことが重要である。成功するためには真似ることが大事だ。ほとんどの物事にはコツというものがあり、誰に教えてもらうかが肝心。人に聞くことは決して恥ずかしいことではない。知らないことを恥ずかしいと思うことが向上心を妨げる。自分が無知ということを知ることだ。最上のものは、無知な過去でなく、未知な未来にある。その未知な未来こそが、楽しいことになり、やりがいや責任感になり、そこで努力する者だけにチャンスは巡ってくる。そのチャンスをものにしたければ、信念をまげるな。信念の中に勤勉さや秩序をもて。自分を信じてやり遂げれば、必ずチャンスをものに出来る。何事も決して諦めるな。しようと思うよりも、必ず出来ると思え。そう、人生はアドベンチャーだ。

人生に正解はない

 転職は、自分との勝負かもしれない。才能はなくても、独自の発想を持って求められたことに一生懸命こたえることで道は開かれる。やりたい仕事は、自分で勝ち取る。人の真似をするだけではその人を超えられない。早く、短く、正確にということも大事。しかし、じっくり時間をかけて掘り下げていく日々の積み重ねが基盤となり、人格は形成される。本当に何かを変える人は、立場と能力に関係なく、口で言うより先に動き出している。過去がどうだったのではなく、未来をどう生きるかだ。本当の強さとは、弱い自分を受け入れ、恐れを見せず前に進むこと。世の中が変わらなければ、自分が変わるしかない。私は、私の歩く道を照らしてくれた人達にまだ恩返しできていない。また、私を見下した人をまだ見返せていない。だからこの道を行く。一人一人の個性・存在が薄くなってきている今の時代、社会を変えたいという気持ちがあるならば、技術だけでなく、知恵や話術を磨いて前を向いて歩いて行かねばならない。時には、頑張ってもできない場合がある。そんな時は、なぜできなかったかを考える。経験でわからないことは、自分の中の野生の勘を頼りに想像で考えるしかない。人生に正解はない。あるのは選択だけだ。

自分の道

 私は時々旅に出る。何故ならば今の自分に満足していないから。たぶん一生満足することはなく、まだできると思っている自分がいる限り旅に出るだろう。活躍できる場所を求めて旅に出る。そこで、自分にしかできない仕事をする。そうすることで、自分の仕事と生活が一致する。技術がいる仕事をしていれば、特に社会に与える影響が大きく、人に喜ばれたり、被害を与えたりもする。働く意味、働いてもらう意味を忘れてはならない。つまり、人生の時間の哲学を忘れてはならない。後から思い出しても、すでに遅い。忘れずにいることだ。決して負ける勝負はしないという信念と情熱を持って挑戦することが自分の道だと信じている。想いのないところに技術はない。夢とは何か、仕事とは何か、人生とは何か、自分の人生は自分で決める。答えが見つからない時代の中で、多少ぐらつくことがあっても、新しい技術に挑戦する限り答えは見つかる。技術は決して嘘をつかない。技術は、苦労をプラスに変える力がある。困難なことを味わうことこそチャンスを生み出す。社会の役に立ちたいという気持ちを持って培ってきた技術で、自分の目標を必ず成し遂げる。それが私の旅であり、自分の道である。

強い自分になる

 幸せな人生を送りたいなら、無駄な人生を送らないこと。また、信頼できるパートナーを持つこと。物事には順番があり、その順番を間違えずに目標に向かって行くべきだ。自分に余裕がない時ほど遠回りすることになるが、そんな時こそ人間としての根っこが深くなる。また、目標を達成していない今の自分がいる限り、遠回りが必要な時もある。アスリートではなくとも、何かにチャレンジした時は100%の力を出せるようにしたい。そのためには110%の力を付ければ100%が楽になる。努力して結果が出なかったとしても経験が残る。中途半端にやると他人の真似になる。他人がやらないことをとことんやって、はじめて差別化できる。強い者が勝つのではない。差別化できた者が強い。また、力ではなく説得力のある者が強い。沢山失敗して自分が自分に負けた時の言い訳をつくらないように強い自分になる。人生の中で義務を果たすことがどれほど難しいか知っているからこそ、頑固にならず、信頼できる意見に耳を傾け、意志と信念をもって、強い自分になる。そうすれば反省はしても後悔はしない人生を送れると思う。

経験に無駄はない

 人間困難に出会うと、これまでにない色んな知恵が出てくる。だから、色んな困難を経験した人ほど、おもいもよらない知恵がでる。どのような経験も無駄はない。もし無駄な経験や努力を感じたことがあるとすれば、それは目的や方針なく動いている努力と呼ぶにはたりないものかもしれない。また、自分で決断して答えがないところに飛び込んだ時、その道が辛い道であっても避けてはいけない。しかし頑張りすぎないこと。頑張りすぎると選択ミスをするからだ。結果にはすべて原因がある。誤った判断をすると誤った結果になる。また、周囲に惑わされず、常に何事にも自分の考えを持っていれば、存在感が変わってくる。そうして心を分かち合った者同士は、言葉にしなくても自然に気持ちが伝わるものだ。コロナ禍でコミュニケーションが取りづらいこの状況だからこそ、真のつながりを持ち、何事があっても動じないように鍛錬すること。生き残るための種とは、最も強いものではなく、最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。せっかく長年築きあげてきたものでも変化に適応していなければ変えていかなければならない。そうしてリスクを取る勇気がなければ、何も達成することが出来ない。何より大事なのは想像力。自分を変化させ、困難に打ち勝つ根源は、やはり経験だと思う。

一度だけの人生

 人生は一度だけだと言うが、ほんとうに一度だけだろうか。もう一度人生をやり直せるなら、今度は上手くいくはずと自分をなぐさめていないか。でも、やり直しても何も変わらない可能性もある。何故なら、楽しいこと、苦しいこと、悲しいこともまた人生だからだ。人生に正解はない。どんな道を選択しても、自分でどうにかするしかない。結局、どれだけ、どんな経験をしたかが人生を左右する。そして、いっぱい経験するには年をとるという修行が必要だ。若い時には先輩から教わり、先輩になったら後輩に教える。知恵や知識は人に教える時に、はじめて自分のものになる。いくつになっても成長をとめずにいれば、自分の引き出しが増えてくる。相手あっての自分でもある。何を言うかでなく、相手に何を言わないかだ。人生において、もし何か悪いことが起きた時は、自分に足りないものを知るチャンスかもしれない。自分の思いを伝えるためには、言葉にできない思いやる気持ちで、熱意を持って行動することだ。一度だけの人生、覚悟を持って未来を切り開いていかなくてはならない。

人生は変えられる

 前に進んでいる人は常に探究心を持っている人だ。では、探究心を持っていない人は、前に進まず衰退している人かもしれない。探究心というのはある事柄の内面や真相に向かって、深く掘り下げていくようなイメージである。つまり「深く考える心」、「研究する心」だと思う。そして、単なる探求する人ではなく「あなたが必要だ」と一ミリでも思ってもらえる人になるためには、他の人にはない個性を持つことが大切だ。また、良い人生を送るには運を良い運に変えなければならない。そのためには時代の変化の中で、相手に対して、近すぎず遠すぎず程よい距離感を保つこと。相手に合わせるばかりでなく、自分の考えをしっかり伝えて、相手が大切にしていることを尊重すること。まずは相手に期待せず自ら動くこと。自分が変われば相手が変わる。自分の態度が変われば習慣が変わり、運も変わる。運命で定められた運もあるが、生き方で変えられる運もある。運がいいと思えばその通りになり、運がいい人は人も引き寄せる。運が変われば、人生も変えられるはずだ。振り返れば、私は普通のことが幸せだと感じることができるまでずいぶん時間がかかったような気がする。執着をやめて許すことで、今の人生をもっといい人生に変えられるかもしれない。さあ、気持ちを入れ替えて、今日からいい人生の始まりだ。

未来は変えられる

 人生に近道はない。間違ったことや遠回りをするかもしれない。しかし、後悔のない人生を送りたい。自分の人生のことで、相手にいくら思いをぶつけても意味がない。いくら考えたとしても何も変わらないこともある。言いたいことが沢山あっても、言わないほうがいいこともある。許せない過去があっても前を向いて進んでいくことで、そんな執着などどうでもよくなる。人生に正解はない。あるのは選択だけだ。自分がどこを目指して何を大切にして、どのように生きるかによって、どのような自分でいたいのかを自分で選ぶことができる。思った通りにならないのが人生である。ただ、いくつになっても可能性はあるから、自分のことを決めつけないこと。始まっていないのだから遅いことはない。才能があるとか、ないとか、どうでもいい。できそうかではなく、やりたいかどうかだ。まだ起こらない未来を想像して不安になっても何も変わらない。何かに真剣に向き合った時に、はじめて周りの人達に対する感謝の気持ちが湧いてくる。その気持ちが自分の意志になり、行動となり、その行動で自分の過去を乗り越えられた時、未来は変えられる。それを目指して探究心と向上心を高めていきたい。これからは自分のなりたい自分を想像して、未来を変えられると信じ、進んでいこうと思う。

私にとっての研究者

 研究者とは素敵な人間に育むための一つのツールとして研究者としての存在があり、研究というフィルターを通し何かを感じ、研究というフィルターを通し成長を促すことが出来る。一流の人間でないと一流の研究者にはなれない。もちろん目標設定は大事だが、それに固執してしまうと目の前の仕事が疎かになり、逃げ道を作ってしまうことにもなる。とにかく今やるべきことに徹底的に向き合い、出来そうもないことを成し遂げることに全力を尽くす。
望みを成し遂げる人は、一直線に進む人間、もう一つ大事なことは、現実を知り、周りの者を味方にして力を振るい、その上に立つこと。それこそが、自分の壁を超えて成功への道に近づくことが出来る一歩だと思う。道がなければ造ればいいし、方法がなければ見つければいい。行動を起こした人だけが見られる世界がある。研究者は、繊細でタフじゃなければならない。アスリートは、どんな優秀な選手でも引退がある。しかし、研究者には引退はない。誰かが行動を起こし、挑戦しない限り現状は永遠に変わらない。現状を変えるにはマイナスをプラスに変換できる力が必要であり、思ったことを行動に起こす者こそが研究者であり、失敗例や過去の実被害から学ぶことが私にとっての研究者である。

柔軟な思考

 何ができるかではなく、何がしたいかを先に考える、そこに出来ない自分がいて、それに向かって頑張る。何事も経験が大事であるが、感覚を数値化してその理論をしっかり持つことが出来て初めて経験の根が深くなる。
悲しい時、悲しめない、嬉しい時、喜べないことが一番つらい。大切な人に誇れるために、負けない。誰かが挑戦しない行動を起こさない限り現状は永遠に変わらない。誰かが挑戦しない行動を起こすにはマイナスをプラスに変換できる力が必要であり、その力は知力と体力と言葉を読み解く力が必要である。そのためには、ただ思っているだけではなく、思ったことを行動に起こさなければならない。間違っていることを正すには覚悟がいる。
だから、正せるだけの知恵と知識と勇気を持って、現状を受け入れながら自分を突き通せるだけの覚悟を持った人こそが成功する。運は必ず順番にやってくる。辛い時が成長している時、その時に頑張らず諦めた人は日々の積み重ねがない人。辛い時を乗りきってはじめて日々の積み重ねができる。
ただ、頑張ることも大事だが、自分に合った環境でないと花は咲かない。花を咲かすには「こうでなくてはならない」というような思考を固定せず、何があっても対応出来る柔軟な思考が大事である。